部門概要

 本学では国立大学法人化の平成16年度(2004年度)に「山梨大学男女共同参画の提言」を策定するなど、法人化当初より男女共同参画への取組を推進してまいりました。平成21年度(2009年度)に「男女共同参画推進本部」を設置し、平成24年度(2012年度)「女性研究者支援室」、平成26年度(2014年度)「男女共同参画推進室」と時代ニーズに合わせた組織に発展的に改組し現在に至っています。
 その間に、様々な行動計画や行動宣言を策定・発出し、各種取組を実施しており、令和2年度(2020年度)には山梨県立大学との連携の枠組みとして「山梨大学・山梨県立大学 イクボス宣言」公表し、両大学の全構成員が働きやすい職場づくりを推進しています。
 更にこれら取組を加速させるため、令和3年(2021年)2月に本センターに女性活躍推進部門を設置し、「男女共同参画推進室」の各種事業を効率的かつ機能的に運営サポートできる体制とし、現在は文部科学省補助事業であるダイバーシティ事業、女子中高生の理系進路選択の支援などを展開しています。

女性活躍推進部門

男女共同参画推進室 »
山梨大学・山梨県立大学 イクボス宣言 »

 

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ

 令和2年度(2020年度)文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択され、山梨大学、シミックホールディングス株式会社、株式会社はくばくの三機関が連携し、地域のダイバーシティ環境の牽引を目指した各種の取り組みを進めています。女性活躍推進部門では、本事業の骨子であるクロスアポイントメント制度による大学と企業内の女性研究者の活発な人事交流の促進への支援、女性研究者を代表とする地域貢献型共同研究や博士課程へ進学する女子学生への各種支援などを中心に行っています。

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女性活躍推進部門 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ

 

女子中高生の理系進路選択支援プロブラム

 女子中高生の理系進路選択を支援することを目的とした国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業である「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に平成30年度(2018年度)から令和3年度(2021年度)まで継続して採択され、山梨大学を中心に様々な職種の地元企業や県の機関と連携し、女子中高生やその保護者の方、そして、中学校・高校の先生を対象にして、各種イベントを行ってきました。JSTの支援終了後も女性活躍推進部門では、女子中高生の理系選択を支援するため山梨県内の中学校、高校で本学教員による理系分野の出前講義や、女子中高生と女性研究者とのオンライン座談会等について企画・運営を行っています。

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女子中高生の理系進路選択支援プロブラム