第2回山梨大学半導体セミナーを開催しました
2022年12月7日
令和4年12月2日(金)、本学主催・電気学会東京支部山梨支所協賛による第2回山梨大学半導体セミナーを開催し、県内外の企業関係者、教職員、大学生などが会場やオンラインで約100名が参加しました。
このセミナーは、IoTやDXの急速な普及により需要が急拡大し、国家間の戦略物質にもなっている半導体について、最新情報の提供および情報交換の場とすることを目的に開催されたものです。
セミナーでは、はじめに熊田産学連携担当理事から今年6月に開催された第1回半導体セミナーの振り返りと、近年の世界や山梨県内における半導体業界の動向、本セミナーの趣旨についての説明がありました。その後、ITPC (International Technology Partnership Center)代表・本学客員教授の潮 尚之氏による講演「世界の半導体サプライチェーンが激変する中、日本そして山梨は!?」、本学工学部電気電子工学科 小野島 紀夫准教授による講演「有機半導体デバイス技術」、ルネサスエレクトロニクス㈱ の黒田 亮太氏による講演「弊社のパワー半導体(IGBT)技術について」、及び東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ㈱ の貝塚 考亘氏による講演「半導体デバイスにおける成膜技術動向について」が行われました。
各講演では、会場の参加者から多くの質問があり、講演者と活発な議論を展開しました。半導体に関する最新の技術や動向を学ぶ場として、とても有意義なセミナーとなり、参加者からは第3回の開催も希望する声が多く挙がりました。