山梨大学 地域人材養成センター

地域志向教育部門

山梨大学「地域貢献公開シンポジウム」を開催しました

2022年1月27日

令和3年12月12日(日)、山梨大学地域人材養成センター主催、山梨大学山岳科学特別教育プログラム、山梨県立大学PENTAS YAMANASHI、山梨県町村会後援による「山梨大学地域貢献公開シンポジウム」を山梨大学甲府キャンパスおよびZoom配信にて開催しました。

本シンポジウムは、大学COC事業の一環として、平成29年度より3回にわたり開催された山梨県町村リレーシンポジウム事業を継承したものです。「やまなしの森の活かし方~自然資源の活用と地域の発展を考える~」をタイトルに、みどり豊かな山梨で「森づくりと地域の発展」を同時に実現する方法について、農学・森林科学等の6名の講師にご講演いただきました。

講演プログラムは以下のとおりです。

■講演プログラム

講演1「山梨のヤマのこと―森林と林業の現状と課題―」

 長池 卓男 山梨県森林総合研究所 主幹研究員

講演2「LPWA鳥獣罠センサーの活用」

 渡邉 修 信州大学農学部 准教授

講演3「森林資源の多方面活用による地域発展を考える」

 立花 敏 筑波大学生命環境系 准教授

講演4「食用菌根性きのこの栽培化研究」

 山田 明義 信州大学農学部 准教授

講演5「身延町特産「あけぼの大豆」の栽培土壌環境」

 片岡 良太 山梨大学生命環境学部 准教授

講演6「南アルプスでジオトレイル」

 松岡 憲知 茨城大学教育学部 特任教授

シンポジウムには、会場とオンラインを合わせ約130名が参加しました。実施後のアンケートでは、「山梨県内の事例を中心に、基本的な部分から、地域特有の部分まで幅広い内容の講演をいただき、大変贅沢な時間となりました。」「森とそこから得られる資源等の魅力を知ることができ、再生できるよう利用し保護することの大切さを強く感じ取りました。」等の感想をいただきました。

会場の様子
質問に答える講師の方々