山梨大学 地域人材養成センター

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活動発表イベント「フューチャーEVO.2025」を開催しました

2025年2月19日

 令和7年2月7日(金)、山梨県立図書館イベントスペース及び多目的ホールにて、活動発表イベント「フューチャーEVO.2025」を開催し、県内小中学生、高校生、大学生、企業から369名が参加しました。

 本イベントは、本学が令和4年度に採択された文部科学省「地域活性化人材育成事業~SPARC~」の一環として、県内の大学・高校・企業が連帯する体制を確立することを目的としています。今回は山梨地域のSPARCシンポジウムを兼ねて実施しました。

 当日は2部構成でイベントを開催し、第1部では、早川 正幸山梨県立大学理事長からのご挨拶のあと、藤井 直敬デジタルハリウッド大学卓越教授兼学長補佐をお招きし、「テクノロジーの未来と地域性」をテーマにご講演いただきました。

 その後、杉山 歩本学地域人材養成センター特任教授をファシリテーターに、藤井教授、水上 篤山梨県立大学特任教授を含めた3名でパネルディスカッションを行い、「これからの地域は、ひとつのプロフェッショナルではなく、オールマイティになんでもこなせる百姓のような人材が大切になってくる」などと地域の未来について語り合いました。

 第2部では、黒澤 尋本学理事からの挨拶の後、県内の小中学生、高校生、大学生、社会人の全71組が、チームや個人で取り組んでいる活動を1分プレゼンテーション及びポスターセッションを通して発表しました。

 今年は初めて、やまなし産業支援機構や県庁、甲府市役所、山梨学院大学、山梨中央銀行の産官学金から特別サポーターの皆様をお招きし、それぞれから奨励賞の表彰がありました。

 また、発表者や観覧者が投票するオーディエンス賞では、やまなしジュニアドクター育成自然塾に所属する甲府市立舞鶴小学校6年保坂 優翔さんの「夏休み期間中の表皮常在菌の変化について」という研究が第1位に輝きました。 参加者からは、「発表者のレベルが高くて驚いた。自分たちの研究を続けたいと感じた」「なかなか小中学生の研究発表を聞いたり、交流したりする機会がないので、刺激を受けることができた」といった声が聞かれ、世代を超えた交流ができる有意義なイベントとなりました。

第1部開会の挨拶をする早川理事長
イベントの説明をする杉山特任教授
講演する藤井教授
パネルディスカッションの様子
第2部開会の挨拶をする黒澤理事
発表の様子
ポスターセッションでの交流
奨励賞を受賞した皆さん
オーディエンス賞第1位の保坂さん
オーディエンス賞を受賞した皆さん